社長メッセージ

当社は、ディスクロージャー(上場企業から投資家に向けての情報開示)実務を支援する株式会社プロネクサスの100%出資子会社として1989年12月に誕生しました。1997年には富山県の頭脳立地集積拠点である「富山イノベーションパーク」に社屋を構え、コンテンツ制作、開示書類作成システムの開発・運用、お客様サポート、ウェブサイトやIRツールの企画制作、ネットワークシステムの運営など「情報処理の専門会社」として事業領域を拡大してまいりました。

この間、ディスクロージャー制度を巡っては、連結開示、会社法や金融商品取引法の制定、四半期報告制度の導入などの法令改正に加えて、電子開示システム(TDnet・EDINET)の導入と継続的なバージョンアップが行われるなど、開示の高度化・複雑化が相次ぎました。当社は、こうした変化に的確に対応するとともに、社会環境の変化、IT技術の進化に迅速に対応する開示実務支援サービスを、上場企業を中心としたお客様に提供してまいりました。

当社が作成を支援する開示書類には、機密情報が多く含まれています。また、当社の支援サービスは、クラウド型のシステムが中心となっております。こうした事業の特性から、当社は情報セキュリティ体制の強化を最重要課題と位置づけております。お客様からお預かりする機密情報を安全・確実に編集・管理するために構築した強固な情報セキュリティ体制※に、多くのお客様から厚い信頼と高い評価をいただいています。
※ISO9001(QMS)、ISO/IEC27001(ISMS)、ISO/IEC20000-1(ITSMS)認証取得

当社は社員の平均年齢が36歳と若く、職場の雰囲気も明るく活気にあふれています。業務に必要な知識、技術の研修や新しい分野に挑戦できる機会を増やすなど、個性を尊重しながら業務スキルの向上と、モチベーションの向上に取り組んでおります。そして、社員一人ひとりが『プロフェッショナル』をめざし、熱い情熱と向上心を持って高度な専門性の追求に日々チャレンジしています。

今後、経済のグローバル化やIT化の流れはますます加速することが予想されます。企業のディスクロージャー・IR活動もそれに素早く対応していくことが求められ、プロネクサスグループの一員として当社が果たすべき役割は一層重要性を増していくと共に、事業領域もさらに拡大してくものと認識しております。
引き続き、「顧客第一主義」の原点に立脚し、お客様に安心してご利用いただき、ご満足いただける、新たな価値を提供すべく、努力を続けてまいる所存です。

株式会社アスプコミュニケーションズ 
代表取締役社長
上野 剛史